「ニートから脱出したい」と思っていませんか?
そんなあなたに、ニート生活から脱出し、仕事を始めるための5つのステップを紹介していきます。親・親戚・行政などの支援を受けながら、働かずに生活しているという状況からの脱出は容易ではありません。
しかし、正しいステップを踏むことで、自分が持つ可能性を最大限に引き出しながら仕事を始めることができます。それでは、最後まで読んでいただき、ニートから社会復帰を実現しましょう。
NEETとは、Not in Education, Employment, or Training の略です。【通学しておらず、職に就いておらず、職業訓練も行っていない若者】という意味で使われています。
ニートは15~34歳の非就業、非学習状態にある人を指します。仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者のうち、主に通学・家事手伝いでもない独身者と定義しています。
2020年9月に実施された調査によると、日本のニート人口は約69万人と推定されています。
ニートの人の多くは、年齢を重ねればやがて、頼れる親戚や友人などのネットワークを失います。その意味では、なるべく若い段階でニートから社会復帰する必要があるのです。
生活費を稼ぐためにアルバイトをすることも選択肢の一つですが、バイトでは自立できるほど稼ぐことができません。最終的には安定した仕事を見つけるか、自分でビジネスを始めることが理想的といえそうです。
たとえば、引きこもっていてゲームが得意なのであれば、それを活かしてお金を稼ぐなどするとよいかと思います。
社会復帰を支援するための方法として生活保護もありますが、様々な条件があるため、受給は困難になるかもしれません。公的扶助の確保が難しく、雇用も得られないため停滞した状態から脱出する方法を見つけ続けることが重要となります。
ニート生活が長くなればなるほど、社会復帰が難しくなってきます。なぜなら、時間の経過とともにスキルや社会とのつながりが錆びつき、全体的なモチベーションが低下していくからです。
さらに、年下に命令されたくないといった見栄やプライドも、年齢を重ねるごとにますます強くなってきます。
ニート状態が長く続いている場合は、思い切った行動を起こしたり、周りや行政に支援を求めることが大切となってきます。
働かずに生活している状況から脱出するのは容易ではありません。しかし、親や親族、国の支援を受けながら、正しいステップを踏むことができれば働き始めることができます。
ここからは、ニートが社会復帰して働き始めるための5ステップを紹介していきます。あなたの可能性を最大限に引き出し、ニートからの社会復帰に向けて行動しましょう。
それでは1つずつ見ていきましょう。
まず、自分を見つめ直す時間をとり、自分独自の市場価値のあるスキル・経験・関心分野を見極めるようにしましょう。そうすることで。自分の長所や短所・改善点・得意分野・興味があるジャンルを明確にすることができます。
また、求人に応募したり面接を受けたりする前に、今までの生活リズムを把握し、働くことでどのような違いが生まれるのか考えてみましょう。いずれにしても、自分が最も集中して仕事をする時間帯、休息をする時間帯などを明確にしたいものです。
そのために、早寝早起きの習慣を身につけるようにしましょう。早寝早起きは、精神を整えるのに最も効果的な方法といえるでしょう。
ニートから脱出するために、まずはアルバイトを見つけることが大切となります。自由度は減るかもしれませんが、アルバイトをすることは様々な面でメリットがあります。
アルバイトをすることで、スキルを高めたり、仲間ができたり、履歴書に経験を加えたりすることができます。だからこそ、フルタイムの仕事が見つからない場合は、短期のアルバイトから始めましょう。
そうすることで、経済的な安定を得ると同時に、人間関係の構築、将来役立つスキルを身につける機会を得ることができます。なにより社会で活躍すると自信がつくので、より行動的になることができますよ。
ニート生活から脱出するための次なるステップは、働くための準備をすることです。たとえば、どんな仕事が世の中にあるのかリサーチしたり、キャリアプランを構築することなどが含まれます。
他にも、求人情報誌を見たり、ジョブフェアに参加してみたり、「自分にはどんな仕事が向いているのか」「どんな仕事がしたいのか」と自問自答してみましょう。
また、オンラインクラスや仕事に関連する資格の取得を検討し、実際に資格を取ってみるのもよいかと思います。そうすることで、何より自信がつきますし、雇用側にはあなたが成長する意思があることを示すことができます。
働くための準備が整ったところで、いよいよ求人への応募を開始しましょう。自分の持っているスキルや経験をアピールするプロフィールと履歴書を作成し応募しましょう。
応募するときには、雇用市場について理解し、面接では自信を前面に出して挑みましょう。コツは、胸を張って堂々とした態度で臨むことです。
ニート歴があるけれど、面白そう・何かやってくれそうと思わせることができれば、あなたの勝ちです。
上記のステップ1~4を踏めば、ニートから社会復帰するまであと数歩のところまできています。勤めることに向いているのであれば、そのまま正社員を目指しましょう。
もし社会に合わないと思うのならば、今までのスキルを活かして起業を目指しましょう。たとえば、ニートのときにやっていたゲームスキルなど、自分のスキルを分析し、収入を得られる可能性のあるチャンスを特定しましょう。あなたのスキルによっては、YouTuber・コピーライター・ゲーマーなど視野を広げて可能性を探るようにしましょう。
ニート生活から社会復帰し、真面目に働くライフスタイルに移行することは難しそうに思えるかもしれませんが、十分に可能です。ここで紹介しました5つのステップを踏むことで、社会復帰することができます。
まずは生活リズムを見直し、就職活動に挑戦しましょう。社会に合わなければ最終的に起業することを目指すことで、実りあるキャリアを築くことができます。考えるだけでは何も前に進めませんから、とにかく前を向いて行動を起こしてくださいね。