勉強のやる気が出ない?そんな時に試してほしい方法4選!
勉強をやろうとする時に、やる気が出なかったり、モチベーションが上がらなかったりしませんか?やる気が出ないのはあなたに問題があるわけではなく、他に問題があります。厳選したやる気の出し方を4つに絞って解説しています。あなたに合った方法を見つけてみましょう。

勉強のやる気が出ない?そんな時に試してほしい方法4選!

 

はじめに

あなたはいかにして勉強のやる気を出していますか?
やる気が出ない、集中できないといった理由から、なかなか勉強が捗らなかったりしますよね。

 

そもそも人間という生き物は、環境などに合わせてラクをしてしまう動物です。自分自身をうまくセルフコントロールすることができれば、簡単にやる気を出すことができ、勉強に集中することができるようになります。

 

これから紹介する内容は、私が実践して効果があった方法ですので、やる気が出ないあなたにも効果てきめんです。
本記事では、1項目ずつわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にされてください。

 

とにかく行動する!

まず結論からお伝えますが、人間は行動した後に、脳が反応するということが近年の常識となっています。つまり、やる気を出したいのであれば、先に行動するしかないのです。

 

やる気が出るまで待っていても、やる気が勝手に湧いてくることはありません。

 

あなたにはこんな経験ありませんか?
なんとなく台所の掃除を始めると、他の部分も気になって掃除に対するやる気スイッチが入り、床・洗面所・トイレなど掃除したことです。
この経験こそ、【なんとなく掃除を始める(行動)→掃除に対するやる気が上がる】ということなのです。

 

なので繰り返しにはなりますが、勉強に対するやる気を出したいのであれば、やる気とは関係なく勉強する(行動する)ことが重要だといえます。

 

集中力は長く続かないと理解する!

あなたは集中力が続かなくて悩んでいませんか?
「やる気が出ないから、行動に移して勉強したけれども集中力が続かない…」 あなたのその悩み、実感している人は多そうです。

 

一方、勉強など休憩もせずに黙々と行っている人がいるのも事実です。
羨ましいですよね。
しかし、1つの作業ばかりを長時間行っていると集中力が低下するという研究データもあります。すなわち、集中力が低下したために勉強がまったく身につかなかった、ということもあるようです。

 

一般的な成人の集中力が続く時間は、なんと20分程度といわれています。一方、人間には好きなものや興味・関心が強いものに対して、集中力が長時間続く事例もあります。

 

「なんとなく読み始めた本がとても興味深い内容で集中して読み切ってしまった」なんてことは、多くの人が経験済みです。

 

つまり、勉強に対する集中力が続かないのは、【あなたに問題があるのではない】ということです。
人間は本来そういう生き物であると理解し、改善策を見出すことが重要であると思います。

 

そこで、実際に私が取り入れている方法をお教えします。
それは25分勉強して、5分間休憩という方法です。この方法は、ポモドーロテクニックと呼ばれる時間管理術です。YOU TUBEでポモドーロと検索してもらうと、様々な動画が出てきますので、自分に合ったものを使用してみてください。

  1. 25分間集中して勉強
  2. タイマーが鳴るまで1つのタスクに集中
  3. 5分間休憩
  4. このサイクルを4回繰り返したら、長めの休憩(15~30分)

たとえば、小学生・中学生の頃を思い出してみてください。1限目の授業の後、5~10分間の休憩、2限目の授業の後、20分程度の中休みがありますよね。これは集中力を持続させるためのテクニックと呼べるのではと考えています。単純に飽きる・疲れるを防止する意味合いもあると思います。

 

ちなみに休憩中にかわいい犬や猫などの写真・動画を見ると、新たな脳への刺激となり、非常に効果的です。

 

勉強する環境を変えてみる!

いざ机に座り、行動を起こそうとノートを広げたけれども、「視界の端にマンガやスマホが目に入り、勉強に集中できなかった」 そんな経験ありませんか?

 

私にはあります。勉強するつもりがマンガに夢中になって読み気づいたら5時間…後悔したところで時間は戻ってきません。

 

こういうときは、とてもシンプルなのですが環境を変えて勉強をしましょう。

 

たとえばカフェ・図書館・ショッピングモールのフードコートなどがよいです。

 

できればスマホの通知音や着信音はミュートにしておいた方が、邪魔が入らず集中できるかと思います。音に関する研究があるのですが、人間はカフェやショッピングモールのフードコートのようなガヤガヤと音がする場所の方が集中できるらしいです。

 

ただ人によっては騒音など気にする人もいるので、あなたに合った環境を見つけられることをおすすめします。

 

この環境を変えるということは、【勉強をやるしかない環境に身を置く】ということにもなります。
そして、【勉強しかできない環境に行く(行動)→誘惑がなく集中→やる気が出て効果てきめん】と相乗効果をもたらすので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

強制的に勉強せざるを得ない状況を自ら作る!

【環境を変える】という内容と重なる部分があるのですが、自宅などで勉強する時に取り入れてほしいと思います。

 

自宅には誘惑が多いですよね?

 

マンガ・ゲーム・テレビ・スマホなどなど、たくさんの誘惑と日々戦っておられることと思います。
勉強せざるを得ない状況…あなたならおわかりですね?

 

マンガ・ゲーム・テレビ・スマホなどの誘惑を徹底的に排除しましょう。

 

念のためにいっておきますが、捨てるということではありません。

 

たとえば

  • マンガは不要なものは売って、どうしても残して置きたいものは電子書籍に。
  • ゲームは売るのではなく、実家や友人宅などに持っていき気軽にできない環境に。
  • テレビはコンセントを抜き、リモコンの電池を抜くなどして、電源をつけるのがめんどくさい状態に。
  • スマホはタイムロッキングコンテナへ。

 

タイムロッキングコンテナとは、タイマー式のコンテナでスマホ・ゲームコントローラー・テレビのリモコンなどを指定した時間まで封印することができるものです。

 

あなたが「よく誘惑に負ける」と思うものを客観的に見ると、自ずと排除したほうがよいものがわかると思います。
少しでも勉強のやる気が出る環境に、そして集中できる環境に変えるところから始め、うまくセルフコントロールしていってほしいです。

 

まとめ

本記事で解説してきましたが、あなたは【やる気がないのではなく、行動を起こしていない】と言えるわけです。

 

何事も行動を起こして、あなた自身が経験をしてみないと、効果があるのかないのかわかりません。やってみてダメだったら、別の方法を探すくらいの気持ちで、「試しにやってみよう!」と行動してみましょう。あなたにとって最善の方法が絶対にあります。

 

最後に名言をあなたに送ります。

 

できると思えばできる、できないと思えばできない。

これは、ゆるぎない絶対的な法則である。

バブロ・ピカソ / 画家