目標達成するためのタスクを成し遂げるためには、モチベーションを維持することが必要となってきます。しかし、自分をコントロールしてモチベーションを維持することは非常に難しいことです。
そこで本記事では、モチベーションが維持できないときに私が自ら行っている方法について紹介していきます。ちなみに私は、飽きやすくサボり癖があることを自覚しています。さらには、集中力があまり続かないと自負しておりますので、そういった人にも効果的な方法となります。
ぜひ最後まで読んでいただき、参考にされてください。
私たち人間は、情熱が湧いてくると勝手にモチベーションが上がり、集中力が増しますよね。それが毎日のように続けば、目標を達成することも容易なのかもしれませんが、なかなかうまくはいきませんよね。
それこそがホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる働きなのです。ホメオスタシスとは【常にその状態でいよう】とする人間の性質で、言わば変化を嫌う人間の本質でもあると思うのです。
たとえば、壮大な夢に向かって進もうと決心した夜は興奮してなかなか寝つけなかったほどだったのに、次の日の朝に目が覚めるとそんなやる気はどこかにいってしまいます。これは誰もが経験したことのあるエピソードなのではないかと思います。
つまり、一気に気持ちが盛り上がると、一気に盛り下がってしまうのです。これを自覚できるようになれば、モチベーションが維持できなくなっても「やる気がなくなっているわけではない」と、自分を責めたりすることもなくなるでしょう。
ここからは、モチベーションが維持できない・やる気がなくなっているときに、私が行っている方法について紹介していきます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
モチベーションが維持できないときは、やらなければならないタスクから距離を取ってみることが必要となります。距離を取るといっても会社の中で仕事をしているのであれば、難しいことかもしれませんね。
たとえば、1週間ぐらいそのタスクをしない、別のタスクをこなしやる気がでたタイミングで再度行うなどの方法が挙げられます。人間には、ホメオスタシスという性質がある以上、モチベーションややる気の波はかならずあります。
その波と上手に付き合っていくためにも、1度距離を取って再びモチベーションが上がるまで待ってみるのもよいかと思います。
モチベーションを維持できないときこそ、運動をして新たな刺激を受けることで、リフレッシュ効果を得ることができます。また、運動をすると脳内の自然な鎮痛剤ともいうエンドルフィンが分泌され、やる気や集中力を高めることができます。
私自身もタスクが滞ったり、モチベーションが上がらないときにはよく散歩に出かけます。なにより運動をしていますと、タスクが滞っているストレスやモチベーションが上がらないという焦りを緩和してくれます。
散歩の他にも、ランニング・筋トレ・球技・水泳・スキーなど体を動かすものであればなんでもよいかと思います。一種の現実逃避なのかもしれませんが、現状に煮詰まらなくなったときにこそ、別の熱中できるものが大切なのです。
モチベーションが維持できないときは、一人旅をして自分と対話する時間を設ける必要があります。大事なのは、仲間のみんなと旅行をするのではなくて、あくまで一人で旅をすることです。
気心の知れた仲間と旅行をすることは、間違いなく楽しいことではあるのですが、どうやらモチベーションは上がらないようです。SNSから意識的に距離を置き、一人の時間をつくることで自分の中で何が大切なのか、何をすべきなのかを再認識することになるでしょう。
この自分と対話をすることは、モチベーションを維持するために最も大切であり、タスクをこなし目標を達成させるためには不可欠なのです。
モチベーションが維持できないのであれば、思い切ってタスクをこなす環境を変えることをおすすめします。会社の中では難しいかもしれませんが、自宅などでタスクをこなしているのであれば十分に可能です。
たとえば…
など、様々な方法があるかと思います。
環境を変えてみることで気分転換もできますし、目標にチャレンジするためのモチベーションも湧いてくることでしょう。
ここまで、人間の性質とモチベーションが維持できないときに行うべき方法について紹介してきました。人間には、ホメオスタシスという性質がある以上、モチベーションの波があることは理解しておきましょう。
これは無意識な反応なので、決してあなた自身がやる気を失っているわけではないのです。そして、タスクから距離を置いたり、運動で現実逃避してみたり、一人旅で自分と対話してみたり、思い切ってタスクを実行する環境を変えてみることで現状を打破することができるのです。