自分で考えることの重要性を来たる参議院選挙を例に解説!
自分の考えを持つことでフェイクニュースや周りの意見に流されることがなくなります。わからない情報は鵜呑みにするのではなく一度疑問を持ち、自分でリサーチして正確な情報を得るようにしましょう。そうすることで情報弱者から卒業し、自分の考えを持つことができます。

自分で考えることの重要性を来たる参議院選挙を例に解説!

 

はじめに

現在、世の中は7/20日に開票される参議院選挙のことでメディアもSNSも盛り上がっていますよね。

 

期日前投票をしたという人もいれば、当日に投票する予定であるという人もいるでしょう。あなたはしっかりと自分の中で結論を出して投票しましたか?または投票する予定でしょうか?

 

つまり、なにが言いたいのかというと、選挙に限らず物事を自分の中で考えて行動をしないと、自分の人生を見失ってしまうおそれがあるのですね。そこで本記事では、来たる参議院選挙のことを例にしながら自分で考えることの重要性を解説していきます。

 

あくまで私の主観となりますので、参考までにご覧ください。

 

そもそも政治ってよくわからない

参議院選挙が迫り、テレビをつけても各政党の街頭演説や公約など頻繁に目にしていると思います。

 

そもそも、あなたは政治に興味がありますか?

 

かくいう私も、これまで各政党の公約などは読まず、その時々で親や有名な人が言っていることを参考にしながら投票していました。政治に関心がある人を除けば、サラリーマンで政治のことに詳しい人のほうが稀です。

 

そもそも忙しい毎日を送っているサラリーマンには、政治に関心が向きにくいように感じます。それもそのはず、仕事を終えて家に帰ってきたらクタクタで、選挙公約なんて見る元気などありませんよね。

 

しかし、政治に関心がなくても現在の国の状況を知ることは、メリットはあれどデメリットはなにひとつないのです。国がどのような方向に進んでいて、自分の給与明細からどれだけ税金がひかれているのかなどを知ることは、あなたの今後を大きく変える可能性すらあるのです。

 

たとえば、「サラリーマンで税金取られ過ぎなのでは?」と思うのであれば独立・起業する選択をすると、税金の控除を受けることができるかもしれません。このように政治にはある程度関心を持ち、国内情勢を知っておくことは重要なのです。

 

投票しても変わらない?

サラリーマン時代には、会社内で政治のことを話したりしたことはありませんが、友人に聞いてみると「自分が1票投票したところで世の中は変わらない」と言っていました。

 

実は正解でもあり、間違いでもあると思うのです。投票しても変わらないが、国の方向性を変えたいと思うのであれば投票に行くほかありません。この矛盾した考えがジレンマでもありますよね。

 

今の世の中はあなたも知っての通り、少子高齢化といわれています。つまり、65才以上の高齢者が人口の約30%を占めているのです。高齢者は与党(自民党)に投票する傾向があり、高齢者ほど投票率が高いのです。

 

さらには、大きな政党とりわけ与党(自民党)などには組織票と呼ばれる団体がまとまって特定の候補や政党に投票する行動があるので、選挙で勝ちやすいといえるのです。

 

「ほら、投票しても変わらないのでは?」と思われたかもしれませんが、あなたが積極的に選挙に行くことで変わる余地は十分にあるのです。その証拠に、前回行われた2022年の参議院選挙の投票率は約52%です。

 

約48%の人が投票の権利を持っているにも関わらず、「現状維持でいい」と選挙に関心を示すことなく投票にいかなかったのです。もしも、若者が積極的に選挙に行くようになれば、投票率80%も夢ではなく、未来ある日本にするための国会議員をあなたが選ぶことができるのです。

 

時代とともに変化する情報

一昔前までは、多くの国民の情報収集手段は新聞・ラジオ・テレビぐらいしかなかったので、それらのメディアの情報が「正しい」と認識していたことでしょう。「公共の電波で流しているのだから間違っているはずがない…」現在でもそのように考えている人も少なくはないでしょう。

 

しかし、逆にいえばテレビ放映で情報を操作し、国民の意識を容易に変えることができるのもまた事実なのです。世の中に不都合なことは隠して、芸能人のスキャンダルを放映しておけばそちらに意識が向くように、意図的に情報操作されていることを忘れてはいけません。

 

昨今、SNSやネットの情報が増え続けており、「テレビの情報が必ずしも正しいことではない」ということが周知の事実となりつつあります。テレビがいわゆる偏向報道をしていても、別のソースがあるわけですから、正しい情報を得ることができるようになったともいえます。

 

ですが、ここで注意すべき点はあまりにも情報が多すぎるということです。国民一人一人がスマホというハイテクな機械を持っていますから、処理できないほどの情報が集まってきますよね。

 

さらに、フェイクなのか正しいのかさえわかりづらかったりするのです。だからこそ、情報を鵜呑みにするのではなく一度「これは本当なのか…?」と疑ってみることをおすすめします。そして、自分でリサーチし正確な情報を得ることでしっかりとした自分の考えにつながります。

 

参議院選挙期間に感じたこと

期日前投票を考えているあなたも、当日投票を考えているあなたも自分で考えて投票を行いますか?

 

応援しているインフルエンサーや友人や家族の「○○党がいいらしいよ」という言葉のまま、自分の中で考えもせずに投票をしてしまう人が非常に多いように感じます。そういった方々は、明確な自分なりの考えを持っておらず、フェイク情報が流れただけで支持政党を変えています。

 

「昨日までは○○政党を支持していたけど、経済学者のの✕✕が△△党のほうがいいと言っていたから、△△党を支持する…」といった具合にコロコロと考えが変わってしまいます。

 

そもそも、情報に踊らされている人に限って自分の考えを持っていないものです。投票を決める大事なニュースだからこそ、「✕✕が言っているから」という安易な認識ではなく自分の中で答えができるまでリサーチする必要があるのです。

 

最後に言いたいこと

最近の選挙戦を見ていると、宗教のごとく崇拝している支持者が目立っているように感じます。「推し政党」なんて呼ばれたりもしているようですが、支持政党を応援しすぎるあまり、他の政党支持者を批判していませんか?

 

一政党に肩入れしすぎたり、アンチになって批判ばかりしてしまっていてはあなたの時間がもったいないと思うのです。もちろんSNSが普及している現代、批判をすることが生きがいのようになってしまっている人もいますが、放っておきましょう。相手をするだけ無駄です。

 

そもそも人それぞれ考え方が違うわけですから、政治家でもない一庶民が言い争ってもまったく意味がありません。

 

さらに、これまで選挙に行くことを推進してきていうことではありませんが、政治家に過度な期待をしてはいけません。日本がいい方向に進むように投票はしなければなりませんが、日本の景気が良くなってもあなたの手取りが100万も200万も増えることはありません。

 

手取りを増やしたいなら副業をしたり、転職をしたり、技術を身につけることに全力を向けてください。子育て支援を望んでいるのであれば、子育て支援に力を入れている市や町がありますから、移住することを検討してみるとよいでしょう。

 

つまり、このように政治に自分の現状を変えてほしいと依存するのではなく、自分自身の力で生き抜く術を身につけるべきなのです。

 

まとめ

来たる参議院選挙を例に挙げながら、自分で考えることの重要性を解説してきました。本記事では、選挙のときに自分の考えをしっかり持つことで、フェイクニュースや周りの意見に惑わされないことを説明しました。

 

これは選挙に限った話ではなく、日常生活や会社内・人間関係においても重要なのですね。一見自分で考えないことは楽に見えるかもしれませんが、本当に大事な人生の分岐点が訪れたときに、自分が何をしたいのかわからなくなるのです。つまり、自分を見失ってしまうのですね。

 

来たる参議院選挙だけではなく、これからも選挙は続きますのでぜひ参考にされてくださいね。