今回の記事では、昨年に1ヶ月かけて行ってきました長旅の中で最も印象深かった、北海道の旅を振り返ってみようと思います。旅行を趣味にされている人でしたら、一度はやってみたいと思うかもしれませんね。
私自身、北海道自体は5回目なのですが、私の夢の一つであります【自分の車で北海道を1周すること】を実現することができました。そのときの感想や気づいたことなど、共有できたらと思いますので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。
旅の動機は2つありまして、一つ目は自分の車で北海道を1周することをどうしても達成したかったことです。サラリーマン生活から解放され、今まで追い求めてきたことを達成するために企画しました。
そしてもう一つが、単なる好奇心になるのですが、毎日違う風景を見る1ヶ月を体験してみたかったことです。もともと旅行が好きで、サラリーマン時代から休みの度に様々なところに出掛けていました。
正直、住んでいる九州の各県に行きすぎていたため、新たな刺激を欲している状態でした。動機としましては以上ですが、要は時間ができたら長い旅がしたかったのです。
旅の内容としましては、九州の自宅から車で北海道を目指しまして、日本海沿いを北上していきました。道中で観光などをしつつ10日で青森に到着し、青森フェリーターミナルから津軽海峡フェリーに乗船し、函館フェリーターミナルに到着しました。
北海道では16日ほど滞在をしましたが、おおよそ10日で北海道をほぼ1周することができました。
基本的には車中泊(自由度が高いため)で、洗濯物がたまったり、疲れがたまったときにはホテルに宿泊しました。割合的には、4日に1回ぐらいの頻度で宿泊していたと思います。今回の旅の中で気づいたことは、ホテルのコインランドリーをうまく活用したほうがよいことです。
宿泊する際に、ホテルのコインランドリーを使用すれば時間の節約にもなりますし、値段も比較的リーズナブルなのでおすすめです。
ここからは、旅で撮った写真・訪れた場所についての紹介・思ったことなどを1日ごとに紹介していきます。
今回は、5日目までの日程となります。
青森フェリーターミナルから3時間40分の船旅で、函館フェリーターミナルに到着し、真っ暗になる前に車をとめて散歩に出掛けました。
北海道にきた実感を噛みしめながら散策しました。函館は、朝市・函館山・ベイエリア・五稜郭など、近い距離に見どころのある観光スポットが点在しておりますので、かなり観光しやすい場所かなと思います。
そして、函館を訪れたら行っていただきたいのがラッキーピエロです。人気メニューにはハンバーガー・ハンバーグ・オムライス・カレーライスなどがあり、店舗によって限定メニューなどもあります。地元の人、観光客問わず大人気のお店ですので、行っておいて損はないかと思います。
函館には何度か来たことがあったので、他の観光スポットには行かず、北海道で一番行きたかった積丹半島にあります神威岬を目指しました。
過去に2度来たことがあるのですが、1度目はゲート開放時間に間に合わず、2度目は冬の北海道でリサーチ不足もあり神威岬の先端まで行くことができませんでした。(冬季や悪天候などの場合は女人禁制の門から先が通行止めになります。)
神威岬に行けなかった未練が残っていましたので、いつしか自分の中の目標の一つとなっていました。
ただただ圧巻で、海と海、そして緑のコントラストに囲まれる夢のような歩道を20分ほど歩きますと、岬の先端部分に到着します。所々、歩道が狭い場所もありましたので、譲り合いの精神が大事となってきますよ。
リベンジの場所、目標の場所として期待しまくっていましたが、それを超えてくる感動と雄大な美しい景色を見ることができ、素晴らしい時間を過ごすことができました。
この日は、北海道に来たら行ってみたいと思っていた、競走馬の施設を目指しました。私は競馬が好きで、馬券の購入をするのですが、なによりも競走馬の走っているところや馬の可愛さ・仕草が好きなのです。
Yogiboヴェルサイユリゾートファームに足を運び、功労馬でありますタニノギムレット(2002年日本ダービー G1 1着)に会ってきました。見学していると、近寄ってきてくれますので、とても写真が撮りやすかったです。
また、新冠にありますビッグレッドファーム明和に足を運び、大人気の種牡馬であるゴールドシップ(2012年有馬記念 G1 1着 2013-2014年宝塚記念 G1 1着など)に会ってきました。貫禄のある芦毛の馬体は健在で、好きな有名人に会ったような感覚になりました。
見学の際には、マナーを守ってスタッフの案内に従ってくださいね。
この日は、襟裳岬に向けて太平洋の海沿いを軽快に走っていきました。過去にレンタカーで北海道を走ったときには気に留めなかったのですが、牧場や農地が多い北海道では、かなりの砂ぼこりが舞っています。
さらには、襟裳岬周辺は風速10mの風が吹く日が260日を超える強風地域なのです。潮水と砂ぼこりが常に舞っており、車がかなり汚れますので洗車をする際には、注意しなければなりません。
天気はあまり良くなかったですが、壮大なスケールの岩礁地帯がとても印象的です。襟裳岬も先端の方まで歩くことができ、タイミングが合えばゼニガタアザラシの群れを観測することができるみたいです。
その後、帯広方面を目指し、途中に幸福駅を見つけましたので寄ってみました。
「愛の国から幸福へ」のキャッチコピーで、1970年代にブームとなった駅です。ディーゼル車両とプラットフォーム、そして北海道の木々がいい味を出していると思いませんか?
ホテルに宿泊し洗濯を済ませ、しっかりと休養をとりました。なにしろ一人旅ですので、眠くなってはいけませんし、旅に疲れを感じると行動範囲に影響ができるかもしれません。自分を労わりながら、見たい所は全部見る、が私のモットーですから。
納沙布岬は、本土最東端に位置し、日本で最も早く朝日が昇ってくる場所としても有名ですね。私が訪れた6月には、なんと午前3:30頃に日が出てくるわけですから驚きです。
その後、航空写真で見てもなかなかおもしろい地形をしている野付半島に行きました。
全長約26kmもの砂嘴が広がる地形で、海流の浸食によってできた複雑な海岸線が特徴的ですね。遊歩道を歩いていますと、兵庫県の修学旅行生と出会い様々な話に花を咲かせました。
この修学旅行で楽しかったことや気づいたことを話してくれて、私も楽しかったですし、思わぬ出会いがあるのも旅の醍醐味であるといえますね。
ここまで、昨年に行きました北海道の旅について、思い出しながら振り返ってみました。
長い旅に出ると、健康の大事さ・自分を労わることの大事さを身をもって知ることができます。そして、何より旅の中で出会う人やお店の人など、人の温かさを改めて実感することが多くなりました。
また些細なことでも、感謝する習慣がついたように感じます。次回は、本記事の続きであります6日目以降の旅の様子を紹介していきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次の記事:【北海道旅行記】人の温かみに触れる北海道旅を振り返り!