あなたは散歩が最強の運動であるとご存じでしょうか?
本記事では、散歩をすることで得られるたくさんのメリットについて解説していきます。私自身、散歩を習慣化しているのですが、科学的にも散歩が最強であると証明されているから驚きです。
散歩を習慣化することで、数え切れないメリットがありますので、ぜひあなたも取り組んでみてください。
散歩(ウォーキング)は、非常に簡単に誰でもできる運動であることは誰もが知っています。散歩をするのに、高いハードルなどはいらず、今からでも始めることができますよね。さらに、運動に対する足腰の負担も少ないため、関節などにも優しいのです。
また、運動習慣を持っていない人や忙しい毎日を送っている人にも、取り入れやすいという特徴があると思います。
たとえば、一駅先まで歩く・犬の散歩をする・エレベーターを使わず階段を使うなどの簡単な工夫で、普段よりも歩く習慣をつけることができます。散歩を習慣化することで、非常に多くの効果が科学的に証明されており、健康や全体的な幸福に良い影響を与えるのです。
それではさっそく、散歩を習慣化することで得られるメリットについて解説していきます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
1日の消費カロリーを増やすことで、体重を増やすことなくダイエット効果などを期待することができます。さらに、体重・歩く速度・筋肉量によって異なりますが、だいたい1時間の散歩で200kcal~300kcalを消費することができます。
ジョギングや筋トレのようなハードな運動をするのが、「つらそう…」「続かなそう…」という人でも、簡単に習慣化することができるのです。
散歩をすることで、ストレスの軽減やリラックス効果を実感することができます。特に、公園や自然の多い場所を散歩することで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑えることができるでしょう。
さらに散歩は、一種の瞑想のようなものでもあるためリフレッシュ効果も期待でき、気分の改善や気分の高揚をもたらします。個人的には、好きな音楽などを聴かずに、自然の音や外を歩くと聞こえる車・電車・信号機・人の話し声などを聴くことをおすすめします。
そもそも、イヤホンで聴くのは危ないですし、外で聴こえる自然な音を聴いたほうがリラックス効果も高まると思います。
散歩は、筋力を維持・向上させるために必要な運動であるといえるでしょう。特に、運動習慣がない人やデスクワークでほとんど歩かない人には、必要な運動となり得ます。
筋力が低下してしまうと、基礎代謝が減少し太りやすくなったり、免疫力の低下などの悪影響を及ぼすおそれがあります。そこで、散歩を習慣化することで、筋力の強化を行うことができます。
【体は資本】という言葉があるように、体が健康でなければ何もすることはできませんよね。
あなたは、夜寝つけなかったり、夜中なんども起きたりした経験はありませんか?
散歩をしますと、睡眠の質の向上にも期待することができます。その一例ですが、1日10000歩を30日歩いた実験結果があり、寝つきの改善・睡眠の質の向上・安眠効果などの報告がされたそうです。
そこまで歩く必要はないと思いますが、散歩の良いところは自分のペースで簡単に始められることなのです。自分で【1日5000歩】などを目標にして、習慣化することができれば睡眠の質は間違いなく向上するでしょう。
散歩に限らず、全般的に言えることですが、心と体の健康のためには運動は不可欠です。さらに散歩は、特に脚の筋肉を使う運動ですので、全身の血液循環が良くなり、心拍数が上昇し、血管疾患のリスクを低下させます。
それだけではなく、うつ症状の軽減や自尊心・自信の向上など、心の健康に必要な効果は多岐にわたります。人間は、日光を浴びるとセロトニンという、いわゆる幸せホルモンが分泌されます。
そのセロトニンは、精神を安定させる効果があり、不足してしまうと感情のコントロールなどが難しくなり、うつ症状や不眠症などを引き起こしたりするのです。セロトニンを不足させないためにも、日頃から歩く習慣をつけておくことが大事なのですね。
ちなみに、いつもの活動に1日10分歩く時間を増やすだけで、死亡リスクが28%も低下することが研究で証明されているのです。
人間は、運動をすると脳内の自然な鎮痛剤ともいうエンドルフィンが分泌され、やる気や集中力を高めることができます。
たとえば、在宅ワークをされている人だったり、試験・資格の勉強をしている人には、作業に入る前の時間に散歩をすることで集中力を上げることができます。
さらに、作業が滞っている場合や、アイデアがほしい場合などに散歩をして脳の休息をとると、脳がリフレッシュされアイデアや解決策が浮かんでくることもあるでしょう。
散歩をする上で、たくさんのメリットがあることは理解できたと思います。ここでは、「どこを歩いたらいいのか…」という疑問と、習慣化するためにモチベーションの維持につながるスポットについて見ていきたいと思います。
私が日頃から取り入れている、ほんの一例ですが参考にされてください。
雨が降っているときには、広めのショッピングモールに行ったり、トレーニングジムのトレッドミル(ウォーキングマシーン)で運動するとよいでしょう。各市町村などの健康施設にも、ウォーキングマシーンがありますので使ってみてください。
また、知らない土地やいつもと違う道を歩くと、新たな発見があったりして充実した時間を過ごすことにもつながります。
ここまで、散歩をすることで得られるメリットについて解説してきました。散歩には、たくさんのメリットがあるにもかかわらず、簡単に誰でも今すぐに始めることができます。
散歩で得られるメリットは、人間が幸せに生きていくために必要なものばかりです。繰り返しにはなりますが、いつもの活動に1日10分歩く時間を増やすだけで、死亡リスクが28%も低下することが研究で証明されているのです。
まずは、20分ほどの散歩から挑戦して、習慣化することができれば幸せな人生に一歩近づくことができるのです。