自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定し、好意的に受け止める感覚のことです。自己肯定感を高めることで、自信を持つことができ、自分の価値を認めることができます。
そこで本記事では、自己肯定感を高めるための７つの方法と３つのメリットを解説していきます。ぜひ最後まで読んでいただき、自分を知るところから始めてみましょう。
自己肯定感を高めることで、自分自身の本当の価値を認識することができます。そしてその結果、気力・やる気・精神力が高まるでしょう。
ここでは、セルフアファメーションを生活に取り入れることで得られる３つのメリットを解説していきます。
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自己肯定感を高めると、人生の困難な状況でもポジティブな面を見つけられるようになります。たとえば、絶望の中にいるときに「ピンチはチャンスだ」と捉えることができるようになり、目の前の問題解決に全力を尽くすことができるようになります。
他にも、自己肯定感を高めると、自分自身に価値があると心から信じることができ、人生そのものが楽しくなるのです。その結果、人生におけるあらゆる状況に対してポジティブな見通しを持つことができるようになります。
多くの人は、嫌われることをおそれており、他人にどう見られるのかを気にして生きていますよね。つまり、自分軸ではなく他人軸の人生を生きているのです。
そこで自己肯定感が高めると、自分の独立した信念、価値観に従って生きることができるようになるのです。その意味でも、自己肯定感は精神的に自立するために必須であるといえるでしょう。
自己肯定感を高めることで、他者への思いやりが生まれやすくなります。そして他人を尊重し、相手の隠れた苦労などを理解し、優しく接することができるようになります。
自分を信じ、自分を大切にすることで、他人を尊重し、感謝・共感することが容易になるのです。
また、メンタルヘルスの問題を抱えている人は、自分の長所や短所に気づくことで、自己愛や価値観の向上につながり、結果的に他人に優しく接することができるようになります。
ここまでは、自己肯定感を高めるメリットを見てきましたが、次は自己肯定感を高める方法について解説していきます。
それでは１つずつ見ていきましょう。
正しい姿勢で座ったり立ったりすることで、自己肯定感が向上するという研究結果が出ています。正しい姿勢は、心理的な幸福感やウェルビーイング幸福で、全てにおいて満たされた状態につながることが確認されています。
つまり正しい姿勢を身につけることは、自尊心を高め、自己肯定感を高めることにつながるのです。
自己肯定感を高めるには、毎日数分間でもいいので、自分の良いところを思い出す時間を持つことが大切です。できれば、紙に書き出すことで脳に直接自分の良さが伝わります。
たとえば、自分自身について最も感謝していることを書いてみましょう。また、友人・家族・同僚・知人などに「私の良いところって何？」と聞いて、自分のポジティブな性格についてフィードバックを求めるのもよいでしょう。
ただし、あなたにダメ出ししてくるような人には決して聞かないようにしてください。もしかしますと、その人が相手のダメなところしか見れない可能性があります。
また、あなたのポジティブな特性が、目標達成や夢の実現にどのように役立つかを想像してみるのもよいかと思います。
自己肯定感を高めるための最適な方法の一つが、思いついたままに自分の気持ちを書き出すことです。自分の気持ちを書き出すことで、日頃溜めている鬱憤が発見でき、自分の気持ちが可視化され、問題解決しやすくなります。
特に、ネガティブな感情については、その根底にある感情や根本的な問題を発見するカギとなるので、紙に書き出すことが効果的となります。
恥ずかしがらずに真っすぐな気持ちを書き出すことで、自分自身を見つめ直し、前向きな視点を持つことができるのです。
自己肯定感を損なう要因の一つは、自分のために時間をつくることを許さないことです。つまり自分に厳しすぎること、あるいは他人の誘いを断れないことが考えられます。
だからこそ、他人の欲求に振りまわされないように注意しましょう。他人に振りまわされると、本当に自分がやりたいことを優先することができなくなってしまいます。
あなたは社会的な常識や価値観にとらわれず、自分の価値観を優先することが大切です。あなたはこれまでたくさん我慢してきたのですから、時にはわがままになってしまいましょう。
私たちが普段使う言葉は、自己肯定感にかなり影響します。
たとえば、【できない】【すべき】【しなければならない】といった否定的な言葉を言うのはやめて、代わりに【したい】【する】【してみたい】といった言葉に置き換えてみてください。
そうすることで、自分が望むことを口にすることのパワーを実感し、自分には自分で決める力があるのだと感じられるようになります。そして最も重要なことは、否定的なことばかり言う人から距離を置くことです。
社会的な基準に合わせて自分を変えようとするのではなく、自分の欠点も含めてありのままの自分を受け入れてください。一般常識という枠に自分を無理やりはめこまないようにしましょう。
日本の常識が必ずしも、海外の常識ではないことを知っておくことが必要です。完ぺきな自分でなくても、愛され・感謝される価値があることを認識してください。
試しに、「私はダメな人間…」と思うのではなく、「私はできる、まだ頑張れる」と思うようにすると、意外とパワーが湧いてきたりしますよ。
ソーシャルメディアはよい気晴らしになることもありますが、自己肯定感に悪影響を及ぼすことも少なくありません。SNSのビジネスモデルが他人と自分を比較させることである以上、それは必然といえそうです。
たとえば、「あの人はあんな夢のような生活をしている」と思わせられ、「それに比べて自分は情けない」と考えてしまうと、自己肯定感を低下させることにつながるのです。
現代人である私たちはより強い信念を持たなければ、デジタルや他人に飲み込まれてしまうおそれがあります。だからこそ、できる限りSNSから距離をとり、自分だけの信念や価値観をつくり上げなければならないのです。
自己肯定感を高めることは、自分に自信を持ち、自分の価値を認識するために重要なことです。そして、自分を理解し、喜びを感じる時間を設けることが大切です。
自己肯定感が高まると、あなたの人生をより良く変える可能性があることをしっかりと認識してくださいね。自己肯定感は乱高下しやすいので、常日頃から自分の自己肯定感がどんな状態なのかを確認することも大事です。
