親の言いなり人生は不幸なのか?原因と抜け出す方法を解説
あなたは、親に「こうしなさい」と言われてストレスが溜まっていませんか?本記事では、親の言いなりになる原因3つと親の価値観から脱出する方法8つを詳しく解説しています。現状を自覚するところから始めて、自分だけの価値観や信念を貫き、自由な人生を送りましょう。

親の言いなり人生は不幸なのか?原因と抜け出す方法を解説

 

はじめに

親に小言を言われたり、支配させることにイライラしたことはありませんか?

 

親の言いなりで不幸になる理由やなぜ親の言うことに逆らえないのか、そして親の言いなりから抜け出す方法を詳しく解説していきます。本記事を読むことで、自分の意志で自由な人生を送ることができるようになります。

 

あなただけの幸せをつかみ取るために、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

親の言いなりになる原因3つ

まず、親の言いなりになってしまう原因について、下記の順番で解説していきます。

  • 親に受けた洗脳が解けていない
  • 親の言うことを聞く癖がついている
  • 自分に自信がない

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

親に受けた洗脳が解けていない

私たち人間は、歳を取れば取るほど、両親の影響が弱くなると思いがちですよね。しかし、子供の頃に私たちが親から刷り込まれた価値観や信念は非常に強力で、意識しなければ死ぬまでずっと親の価値観や信念を信じ続けてしまう傾向にあるのです。

 

そこで、親から受けた言わば洗脳は、あるタイミングで自分で解かなければ、自分らしさがいつになってもわからないままになってしまうおそれがあるのです。

 

私たちは、親への厳格な服従に基づき、特定の方法で行動し、考えることを余儀なくされていると感じています。つまり、私たちに染みついた「こうでなければならない」という偏った考え方があるからこそ、不自由な生活を送ることになっているかもしれないのです。

 

だからこそ、「もしかしたらこの考え方は親からの洗脳なのでは?」と疑問を持つことから始めることが大切といえるでしょう。

 

親の言うことを聞く癖がついている

子供の頃は、自分の気持ちや考えとは関係なく、親の言葉や圧力に屈してしまうことが多いように感じます。些細な事でも、「こうしなさい」と言われることに慣れ、やがてそれが普通のことであると認識してしまいます。

 

親が言うことは正しいに違いないと、親の言うことを聞く習慣が身についてしまうのです。実はこの習慣は、残念ながら大人になっても残り、不幸の原因となることがあります。他人の命令に従うように心がプログラムされてしまうと、本来の自分の欲求を知ることが難しくなります。

 

自分に自信がない

従順な生活に慣れてしまうと、やがて自分に自信が持てなくなり、自己決定ができなくなるおそれがあります。また、「こうしなさい」と言われ続けてきた人は、自分で決めたり、自分で立ち上がったりしたことがない可能性すらあります。

 

そのため、無力感や無能感を感じ、払拭することができずにいる傾向にあるようです。これについて、あなたがどう感じるかわかりませんが、この負のスパイラルから抜け出すことは可能なのです。

 

もちろん親からの洗脳を解くまでには時間と労力はかかると思いますが、解いて自立するだけの価値はあるのです。もしあなたが、親から自立をしたいのであれば、ここに書いてあることを実践することをおすすめします。

 

親の言いなり状態から抜け出す方法8選

ここまでは、親の言いなりになってしまう原因について解説してきましたが、次は抜け出す方法について下記の順番で解説していきます。

  • 自分が本当に興味があることを紙に書き出す
  • 「親も不完全な人間」であると認識する
  • 親以外の大人と積極的に交流をして視野を広げる
  • 小さい頃の自分が好きだったことを思い出す
  • 親に禁止されてきたことを始めて、自分の体験から答えを導き出す
  • 実家を離れて一人暮らしをする
  • 全寮制の学校に進学する
  • 親に相談せずに物事を決める

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

自分が本当に興味があることを紙に書き出す

一度きりの貴重な自分の人生を親に邪魔されないための第一歩は、自分が本当に興味があることや成し遂げたいことを明らかにすることです。そうした興味・好奇心・夢・目標を紙に書き出すことで、親に影響されていない領域に気づき、本当の自分を思い出すことができます。

 

その結果、自分が本当に熱中し、ワクワクできることを見つけられるかもしれません。まずは、行動するための一歩を発生させるために、紙とペンを用意してください。

 

紙に書きだすという行動は、自分の本音が可視化されることですので、新たな発見や成長があるかもしれませんよ。

 

「親も不完全な人間」であると認識する

私たちが幼い頃は、親が常に正しいと信じて生きてきました。親という存在は、子供にとって絶対的な権力であることは間違いありません。

 

もしかすると、あなたもそうだったのではないでしょうか?

 

しかし、親もあなたと同じ不完全な人間であり、間違った判断をするのが当たり前であるということを認識する必要があります。両親の不完全さを認識すると、間違った判断に逆らう自信がつき、自立した考え方ができるようになります。

 

ただし、被害妄想に取りつかれると自分の人生が台無しになりますから、あくまでも「親も不完全な人間だったんだ」と認識する程度におさめ、あなたの人生の良い方向へ前進することに集中してくださいね。

 

親以外の大人と積極的に交流をして視野を広げる

親以外の大人、特に権威ある立場の人と交流をすることで、視野が広がり、新たな能力を身につけることができます。特に、親が厳しく、狭いルールで縛られていた場合は、外部の人間に触れる機会がとても重要となります。

 

そうして、新しい世界を知ることで、新しい考え方や情報を見つけることができるのです。その瞬間こそが、新しい自分に逢えた瞬間かもしれませんね。

 

小さい頃の自分が好きだったことを思い出す

子供の頃に好きだったことを思い出してみるのは、本来の自分を取り戻すために大切になってきます。大人になりますと、様々な刺激に慣れてしまい、知らず知らずのうちに子供の頃の喜びや感動を忘れてしまうのです。

 

親からの期待を背負う前に、自分がどのように考え、どのように感じていたのかを思い出してみてください。辛すぎて過去の自分が思い出せないのならば、幼い頃の自分を知っている友人や親せきに、覚えていることを聞いてみるのもよいかもしれません。

 

このように、過去の自分を思い出すことで、自分自身の才能を見出せる可能性が高まるのです。

 

親に禁止されてきたことを始めて、自分の体験から答えを導き出す

親から常に監視されながら生活するのは、イライラしたり精神をすり減らしたりするものです。それによって、自分には選択権や自由がないと感じるかもしれません。

 

これは本当に苦しいことです。だからこそ、親から禁止されていることを始めてみることが大切となります。なぜ親が禁止していたのかを知ることは、自立するための大切なステップとなります。

 

親から禁止されていることを試してみて、自分に何が向いているのか試してみてください。

 

たとえば、子供の頃に親に夜更かしを禁止されていれば、実際に夜更かしをしてみると何か経験できるかもしれませんね。このように実験をすることで、自分らしさとは何なのかを知ることができます。

 

実家を離れて一人暮らしをする

家を出て一人暮らしをすることは、両親に依存しないことを意味するので、新たな発見・考え方をするキッカケになります。新しい世界に思い切って飛び込むと、驚くほど刺激的な経験をすることができます。

 

そこで、住む場所を見つけることが最初のステップとなります。友人や兄弟の家に転がり込むのもいいですが、自分に合った場所を見つけることが大切になります。予算や場所などを徹底的に考慮しましょう。

 

悩んでいるのであれば、思い切って引っ越しをしてしまいましょう。旅は勢いという言葉がありますが、人生を変えるのもまた勢いですよ。

 

まずは、自立した生活をするにあたってやりたいこと、やってみたいことをリストアップすることがよいでしょう。親とはたまに会う程度の距離感でもいいですし、苦しいのであれば2度と会わないと決意するのもよいでしょう。

 

あなたの人生ですから、全てを決める権利はあなたにあります。

 

全寮制の学校に進学する

親元を離れて暮らすことを余儀なくする道をあえて選ぶ、これも親の言いなり人生を卒業する有効な手段となります。家を出て一人暮らしをするという選択肢がないのであれば、全寮制の学校へ進学することを検討してみてください。

 

全寮制に進学するということは、親からの監視の目から離れるという理由もありますが、他にもメリットが存在します。学校にもよりますが、新しい経験・リーダーシップ・ライフスキルを身につけることができ、様々な人と出会うことができます。

 

全寮制の学校に進学すると、学校生活を自分で切り盛りし、スケジュール管理をし、自分で決断することを学ぶことになります。これは、チャレンジすることであると同時に貴重な経験でもあります。

 

両親があなたの行動をコントロールすることが少なくなり、新しいことを探求するチャンスを得ることが格段に多くなるでしょうね。

 

親に相談せずに物事を決める

親があなたの人生に常に関与し、あなたが何歳になってもあなたのために決断する必要性を感じている場合もあるでしょう。しかし、それはただの親のエゴであることがほとんどです。

 

つまり、親からの価値観の刷り込み、あるいは偏った考え方である可能性が非常に高いのです。そこであなたが自分の人生をコントロールしたいのであれば、親に相談せずに物事を決断する方法を学ぶ必要があります。

 

もちろんこれは、親の権威に挑戦することであり、親に逆らうことですから、難しいと思えるかもしれません。しかし重要なのは、あなたのその決断が親の言いなり人生から脱出するカギとなるかもしれないということです。

 

親の支配から逃れたいと本気で考えるのならば、あなたが勇気を出して決断しなければならない時があるのです。その苦渋の決断の先に、見たこともない自由な世界が広がっていますよ。

 

まとめ

これまで、親の言いなりになる原因3つと抜け出す方法8つを解説してきました。やはりまずは、あなたが「親の言いなりの人生になっているのか」と自問自答し、自覚することから全ては始まると思っています。

 

幼い頃というのは、どうしても親が世界の全てなので、価値観や信念が刷り込まれた状態なのは普通のことなのです。しかし、歳をとるにつれて自分の意志や考えは徐々に変化してきます。

 

あなたは自分の意志で自由な人生を送り、あなただけの幸せをつかみ取ることをどうか諦めないでくださいね。